湘南の中古マンションを700万で購入したIさん。マンションの管理組合が大変…。

ブログランキング応援お願い致します

こんにちは。王鈴です。

今回は湘南の中古マンションを700万で購入し、
160万円のリフォームを行ったIさん夫妻のお話です。

結構、大胆リフォームと、お風呂の失敗談?が
参考になりました。

スポンサーリンク

湘南の中古マンションを購入したIさん

・主人と二人暮らしの39歳主婦
・立地:神奈川県湘南地区
・海の見えるマンション
・築年数:築47年
・広さ:52㎡
・間取り:2LDKを1LDKに
・物件購入:700万円
・購入経費:約52万円
・月々の支払:17,000円(管理費・修繕積立金)
・リフォーム費用:約160万円

はじめまして。

私たちが数年前に購入した中古マンションは憧れの海の見える物件です。

海の見える中古マンションからの眺め

もともと主人が10年間賃貸で一人住まいしていたところを、オーナーさんから売買の申し出があり、
700万円で購入させていただきました。

「憧れの~」なんて聞こえはいいのですが、中身はボロボロの物件でした。

掃除の苦手な独身男性(結婚前の主人)が長年賃貸暮らしをしていた物件。

物は多く、荒れ放題でした。これに加え、壁にはシミ、床にもシミ、窓はサッシが歪んで開かないなんてことも…。

私は結婚を機にここへ転がり込んでみたものの、「いつかは引っ越したい!」という想いが強くなるばかりでした。

以前から「1000万円で買ってくれないか」というオーナーからの売買申し出はあったのですが、
こんなコンディションでこの金額はちょっとな・・・と渋っていたんです。

棚からぼたもちリフォーム”が中古物件を購入したきっかけ

さらに、追い打ちをかけるように天井から水漏れが発生!

原因も分からず落胆していると、上の階の住人から「バルコニーの排水溝を詰まらせてしまった」と打ち明けられました。

大惨事でしたが、おかげさまで大部分の壁紙と一部床板をタダで(相手の保険で)張替えることが出来ました。

まさに棚からぼたもち状態で、古くて薄暗かった部屋が一瞬にして生まれ変わりました。

そして、これがまた絶妙なタイミングでオーナーから「700万円で買わないか」と再オファーが。

もちろん即買いでした!

購入時に支払ったもの

中古マンション諸費用の見積もり
諸経費は約52万円でしたが、気になったのは仲介手数料。

「ん?2万円くらいお高いのでは?」と仲介業者へ指摘してみましたが、濁されました。

オーナーさんとのつながりのある仲介業者だったので、
「こんな数万円で破談にはしたくない」との思いもあり、
この件については少額だったこともあり忖度させていただきました。

中古物件を購入して良かったこと

まずは資産ができたこと。自分のモノになるってやっぱり嬉しい。

同じマンションで他の物件が売りに出されたときの価格はずっとチェックしてきたのですが、
この物件は今回購入金額の倍近い価値がありそう。投資としても良い買い物ができたと思っています。

月々の支払も70,000円(賃貸)→17,000円(修繕積立金・管理費)になりました。
固定資産税を含めても月々20,000円程度なので、1年間で60万円浮くことになります。

ローンは組まなかったので、単純計算ですが、15年位で物件購入代とリフォーム代のもとが取れる感じです。

そして、物件を購入して一番嬉しかったのは、やっぱり自分で内装に手が加えられること!

賃貸生活では我慢していた細かいリフォームを少しずつ始めました。

物件を購入して面倒なことは、マンション管理組合への参加

私たちが購入したマンションは管理組合を住人自ら運営しています。

管理会社へ委託すると委託費が発生してしまうので、「管理費を抑えるためにも自分たちで」という考えなんだと思います。

8世帯しかない小さいマンションなので、回りまわって主人が管理組合の理事長を務めることになってしまいました。

マンション修繕計画、植木の剪定、排水口清掃、消防設備点検などを実施します。

臨時集会や年一回の総会を開催することも時間の取られる作業です。

自分の物件だけ維持すればいいと思っていたのが勘違い。

マンション自体の価値を下げないことも重要でした。今はマンション管理組合の運営方法について勉強中です。

700万円の中古マンションリフォーム

さて、リフォームについてです。私たちのリフォームを語る前に、
前々オーナーのリフォームについて少しだけ。

その方は建築・アート関係のお仕事をされており、この部屋のベースを作った方です。

今でもところどころに“こだわり”が散りばめられています。

玄関を入ってすぐのところにあったキッチンを、
一番奥の海が見える部屋へ大移動させるという大掛かりなリフォームも行っています。

船舶をイメージした照明
他にも船舶をイメージした照明。

アンティーク風のドア
アンティーク風なドア。

お風呂には富士山の絵がペイントされています。

富士山のペイントは後程。

自分でデザイン、リフォーム出来ちゃうなんてうらやましいです。

そして中古物件ならではの“味”を感じさせてくれます。

リフォーム① 部屋の壁をぶち抜いて悩みを解消

海が近い物件の悩みは塩害もありますが、とにかく湿気が多いことです。

油断するとすぐにカビます。湿度の高い日は除湿器を24時間かけていなければならないほど。

そこで風通しを良くするために、思い切って全部の部屋の壁をぶち抜き、2LDKを1LDKにました!

リフォーム後の部屋がこちら。
リフォーム後のリビング

和室を挟んで、手前(薄いベニヤ壁の除去)が約10万円、
奥(押し入れ、石膏壁、建付け本棚の除去)が約20万円でした。

こちらは直接工務店へ依頼。リフォーム会社の見積もりでは合計で約50万円だったので、

20万円の節約です。工務店で安く抑えられたのは、資材を新たに発注せず、
あり合わせのモノを使ってもらうことにしたからです。

よって、既存の部屋と、工事した部分の床と壁の色に統一性がありませんが全く気にしていません。

奥(押し入れ部分)の空間の工事風景です。
リフォーム中の部屋

風通しが良くなるのと同時に生活導線も短くなり、日常生活が少しだけ楽になりました。

和室は寝室、奥の部屋はクローゼット&物置で使っています。

ただ、プライベート空間が無くなってしまったこともあり、和室と奥の部屋の間はDIYでカーテンを付けました。

リフォーム② トイレは珪藻土の壁に費用がかかった

トイレの床と壁をリフォーム。

リフォーム前のトイレの床は黒いゴム素材のようなものだったため拭き掃除がし難く、壁紙も汚れていました。

リフォーム前のトイレがこちら。

リフォーム後のトイレ
リフォーム後のトイレ

床はフローリング仕様に。

そして、壁と天井は珪藻土塗りにこだわりました。

マンションの構造上、通気口はあるのですが換気扇が付けられないため、調湿や防臭の作用がある珪藻土を選択。
近所のおしゃれなレストランのトイレの壁が珪藻土だったのでマネをしてみました!

トイレの壁はこんな感じ。
リフォームしたトイレの壁

今回かかったリフォームの金額は約19万円でした。

このうち特に高かったのが、珪藻土塗りで65,000円。

左官職人さんにお願いすることで少し高くなりました。

あとは、便器の取り外し・再取付けに38,000円。材料費よりも作業費が高い印象でした。

珪藻土の模様は実際に左官職人さんと相談しながら決め、大満足の仕上がりになりました!

リフォーム② お風呂は安さを重視したら・・・

お風呂はとにかくボロボロでした。壁のタイルは割れ、床もはがれ、カビの楽園でした。

浴槽も傾いていました。リフォーム前の写真、見苦しくてごめんなさい!

リフォーム前のお風呂はこちら。
リフォーム前のお風呂

リフォーム後のお風呂

2社に見積もりをお願いしたところ、業者Aは約100万円、業者Bは約150万円でした。

浴槽の金額で何故か30万円もの差がありました。

「とにかく安い方」という方針だったので、迷うことなく業者Aに決定。条件は、「富士山を残してください」でした。

リフォーム後、しばらくは快適に使っていたのですが、壁と床に水アカが発生しやすいのが気になります。

そして浴槽の裏のカビがひどくて、手を伸ばしてもなかなか奥まで洗浄できないのが悩み。

浴槽は据え置き型のポリバスです。

据え置き型以外に、埋め込み型、半埋め込み型があるようです。

業者Bの浴槽はどんなのだったのかなぁ・・・埋め込み型だったのかなぁ・・・
もっと詳しく話を聞いておくべきだったかなぁ・・・。

業者に完全お任せにしてしまった点、少し後悔しています。今はとにかくこまめに掃除をしています。

今後リフォームするときは

どうしてもリフォームしたいところはひとまず終わりましたが、まだまだキレイにしたいところはありますし、失敗したくない!

仕事をしながら片手間でリフォームを進めると、忙しさにかまけてどうしても業者まかせになりがちです。

じっくり時間をかけながら、どんなリフォーム方法があるのかを調べて、気になる点は細かくても業者へ相談して、
最後は自分が納得できる仕上がりにすることが大切ですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました