こんにちは。王鈴です。
突然ですが、僕は虫が大嫌い。
まじで無理。
そんな僕が築40年超えの物件に住んで対策をしなかったわけがない。
というわけで、築40年の戸建に住んで、入居3日目以降害虫を出さなかった
対策をお伝えいたします。
断っておきますが、ここに書いてあるようなことを面倒と思う人は
害虫とのお付き合いに慣れていくしかありません。
超具体的に対策をご案内いたします。
害虫対策に必要な物
・換気扇フィルター
・アルミテープ/アルミシート
・養生テープ
・コーキング剤
・エアコン用シールパテ
・プラダン
・大きなタッパー
・虫コロリアース
・ブラックキャップ
・LEDライト
必要な物はこんなところですね。
賃貸物件なのでいつでもすぐはがせる物で対策していきます。
害虫はどこからやってくるのか
まず、虫はどこからやってくるのか？
そこを理解しないと対策できません。
答えはこちら。
・外
・天井裏
・床下・排水回り
大きくわけて4か所ですね。
こちらを徹底的に対策します。
面倒なのは天井と床裏の対策。
築古の物件では必ず潜んでいます。
害虫対策①外からの侵入を防ぐ
まずは、外からの侵入を防がなくては話になりません。
ここが基本にして、一番重要です。
特に古い家は隙間だらけ。
とにかく外に通ずる隙間を塞いでいきます。
換気扇
まずは、換気扇。
ここからの侵入に注意。
ゴキに限らず、アブ、カナブンなどを空を舞う虫たち。
こやつらをシャットアウトします。
あ、ムカデだって平気で壁登りますからね。
対策として。
・フィルターを張る
・24時間稼働する
換気扇に関してはこれで大丈夫。
フィルターで十分と思っている方。
電気代もったいないからと換気扇を停止している方。
これはもう、あかんね。
害虫の温床確定。
古い物件の換気扇は取り付け部に隙間が大きいです。
なので、フィルターだけでは防ぎきれない。
換気扇を24時間稼働させて侵入を防ぎます。
換気扇回しっぱなしにしても。月200円くらいしか電気代増えないですよ。
玄関および窓
ここも結構重要というか、ここは防ぎ切るのは難しい。
やっぱちょっとした隙に蛾とかは来ちゃいますね。
それでもやはり対策は必要。
築古の玄関だと、こんな感じになってることがあるかと思います。
そして、このように下の方に隙間が…。
もう、コーキング剤で塞いでいるんですが、ここに隙間があって、
よくダンゴムシが侵入してきてました。
ここをコーキング剤で塞ぐことで侵入防止。
勝手口、窓も建て付けが悪く隙間がある箇所はコーキングしてしまいましょう。
また、窓は掃除のときに開けることが多々あると思いますが、
開け方に注意。
きちんと網戸と窓の隙間を塞ぐように開けましょう。
これだけでもだいぶ減ります。
害虫対策としてLEDライトを使う
こちらも結構重要。
LEDにすると虫が来なくなるわけではありませんが、かなり寄ってくる虫が減ります。
なので、照明をLEDにするだけで、虫の侵入を減らすことが可能。
・紫外線量が蛍光灯の約200分の１
上記のような理由から、虫が減るそうです。
コガネムシ、アブラムシ、スズメバチ、カメムシ、蛾、ハエ、セミ、カマキリ、カミキリムシなど
の害虫に効果があるようです。
結構、イカツイ虫たちに効果的。
特に玄関の照明は優先的にLEDに変更してください。
マンション暮らしの時は玄関にカマキリがいて、どうにもなりませんでしたよ…。
残念ながら、蚊やゴキには効果ないそうです。
虫コロリアースでの害虫対策
こちらもかなり有効。
地を這う、壁を這う恐ろしい害虫たちに効果的。
死骸が転がるのが難点ですが、風でどこかに飛んでいきます。
まずは、玄関と家の外周。
それと、ポイントとして、壁にも撒きましょう。
この壁が結構重要です。
ゴキも、ムカデも壁を這う。
これを忘れずに。
結構長持ちするのでオススメですよ。
害虫対策②床下、排水溝からの侵入を防ぐ
お次は床下や排水溝。
これが結構厄介。
まず、排水溝があるのは、洗面所、キッチンと水道があるところです。
ここに隙間がある場合は徹底的に塞ぎます。
隙間が大きい場合や、掃除の際に動かす洗濯機のところは
隙間用パテがおすすめ。
これなら形が崩れても安心。
その他の場所はお決まりのコーキング剤。
家のこのような隙間。
ここからもおそらく入ってきます。
なので、とにかく塞ぐ。
頑張ってくださいね。
害虫対策③天井裏からの侵入を防ぐ
意外とやっかいな天井裏。
押し入れや収納を開けて天板がずれていたら要注意。
僕はこのようにテープで塞いでいます。
この時は養生テープを使用。
すぐはがせるのでラクチンですよ。
養生テープは太いのがおすすめ。
天井裏はまじで結構いますよ。
要注意です。
キッチンの害虫対策
ここね、キッチン。
写真は実際の自宅のキッチンです。
いかにも古くて何かでそうでしょう？
でも、キッチンでゴキブリは2年間一度も見ていません。
ここの害虫対策が胆。
そして、キモいのもここにでる。
キッチンにはゴキの大好物がたくさん。
油、米、たまねぎ、などなど…。
僕が特に気を付けていることを紹介します。
三角コーナーは置かない
これ、まじ、絶対。
ここにゴミ貯めるのはあり得ないね。
これを置いてたらいつまでたっても減らない。
置いている人は今すぐ、撤去。即、撤去。
蓋つきのゴミ箱を使う
これも絶対。
たまに袋まま放置する人も見かけますが、こんなんありえんわ。
10代の男性の群れに、下着姿で特攻するようなもん。
蓋つきのゴミ箱に必ず捨てる。
また、生ごみはビニールに包んでから捨てること。
そして、蓋を半開きにせず、きちんと閉じる。
開けたら閉めなあかんぜよ。
米をタッパーに入れる
このように米をタッパーに入れて保管しています。
ゴキブリって本当にお米が大好きです。
この米の保管が胆といっても過言ではない。
また、入りきらなかったらきちんと袋を閉じてシャットアウト。
アルミシート、アルミテープで対策
写真のようにアルミシートを使うのも効果的です。
ゴキブリは光るところ？が苦手で卵を植え付けないんです。
クリナップもキッチンもそこがウリで、オールステンレス。
中までステンレス。
アルミシートを敷くと、清潔な感じもしますし、
万が一、ゴキがいた場合も発見しやすいでしょう。
長押からの害虫対策
みなさんの家、これあります。「長押（なげし）」。
これって結構厄介で、古い家には結構あります。
この中に埃がたまる…。
そして、内部で壁が崩れて、そこから虫が出るなんてこともあります。
なので清潔に保つためにもここを対策しなくてはなりません。
でも、賃貸だから壊せない。
何かを流し込むわけにもいかん。
なので、僕はプラダンとテープで対策しました。
プラダンはプラスチックでできたダンボールです。
厚さが色々ありますが、長押に使う場合は折り曲げたりするので
薄いプラダンを買いましょう。
ホームセンターに売っています。
写真のように長押の隙間に合わせて折り曲げる。
そして、それをテープで固定するだけ。
ちょっと手間ですが、埃もたまらないし、虫の侵入も防げます。
どうしてもうめられなかった隙間は隙間用のパテでばっちり。
まとめ
以上、これらが僕の施した害虫対策です。
こうやって書くと結構色々やったんだなと我ながら関心。
長押は結構面倒でした…。家広いからいっぱいあるんだもん。
あとは、極めつけとして、ブラックキャップを設置。
正直ここまでやればゴキブリやその他のイカツイ害虫を見ることはないです。
築古だからとあきらめず、きちんち対策をすれば応えてくれる！
僕は事情でハウスクリーニング入れることができなかったし、
本当に全部自分で対策しました。
なので、害虫に苦しんでるみなさんの参考になればうれしいです。
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