夢の注文住宅を諦めて資産価値のある中古マンションを買ったFさん！

こんにちは。王鈴です。

今回は、戸建とマンションで悩んだ末、中古マンションを買ったFさん。

断然、戸建派の僕ですが、マンション購入の方の参考になれば幸いです。

中古マンションを購入したFさん

はじめまして。

1歳、3歳の男の子を育てている、28歳専業主婦のF本です。

旦那は2個下なので、よく「若い夫婦ね〜」と言われます。

旦那は26歳で私は専業主婦。共稼ぎが当たり前の世の中で、若くして専業主婦をやっていると、
「旦那さん高給取り？」と思われがちですが、かなり普通です。

正直私のOL時代方が収入が高かったのでは…(小声)

なのでこの歳(購入時は旦那25歳)でマイホーム購入に至ったのも、節約のためです。

マイホーム、イコール金銭的に余裕がある、と思われがちですが、賃貸より節約になる。

これは家を購入して感じたことで、紛れもない事実です。

そんな金銭的にも余裕がある訳ではない若夫婦が、今住んでいる中古マンション購入に至るまでをお話したいと思います。

王鈴

専業主婦かぁ…。旦那さんすげえなぁ。（チラ）

みのり

これが甲斐性というやつね！

マイホームを買おうと思ったきっかけ

初めに少し触れましたが、マイホーム購入を検討し始めたきっかけは、家賃の支払いを減らすためです。

マンションを購入する前に住んでいた家は家賃9万円。

埼玉県のそこそこ田舎町、駅近で徒歩5分、築30年、内装リフォーム住み、3LDKのマンションでした。

旦那の会社から住宅手当が出ていたのですが、手当がなくなるというタイミングで、

この古いマンションにこの家賃を全額払うのはもったいないのでは？と購入を本格的に考えました。

始め、家を買うことを考えてすらいなかった旦那を説得するのは大変でした。

それはそうです、専業主婦の私には支払い能力がなく、ひとりで35年のローンを背負うことになるのですから。

しかし私は毎日のように、「手に入らないものに毎月お金を払うのってもったいなくない?」

「その若さでマイホームってかっこいいと思うな～」と洗脳しました。

そんな洗脳を受け、いつのまにか、賃貸はもったいない！と考えるように変わっていたのです。

旦那が乗りきになってきたところで、マイホーム探しの始まりです。

王鈴

奥さんつええよ～！旦那も器でけえなぁ

夢の注文住宅

家を買うなら一戸建てがいい！と誰しもが考える夢が私たち夫婦にもあり、とくに調べもせず住宅展示場に足を運んだことがありました。

住宅展示場、魅力的ですよね。広い部屋、最新の設備、見栄えのする内装…

こんなところに住みたい！と夢が膨らんだのは言うまでもありません。

私達も本格的に購入を考えていたので年収や住みたい場所、予算を伝えたのですが、担当の営業マンは苦笑い。

注文住宅の一戸建ては、若く、そして片働きの夫婦にとって金銭的に現実的ではありませんでした。

住みたい場所や頼む住宅メーカー、家の仕様によって大きく変わるかと思いますが、
分譲一戸建てに比べて注文住宅は2,3割増の値段、マンションと戸建てでは倍以上の値段の差がありました。

夢の庭付き一戸建ては、金銭的な問題で諦めざるを得なかったのは言うまでもありません。

しかしながら、とくに子連れの親子にとって住宅展示場はいいお出かけスポットにはなると思います。

私たちが住宅展示場に足を運んだのは、夏休みシーズンの暑い時期だったのですが、子供が遊べる巨大スライダーが設置してありました。

他にも私と旦那は無料マッサージを受けることができ、昼ごはんは無料の出店でピザやクレープをもらって済ませることができました。

無料で書いてもらった家族の似顔絵を今でも家に飾っています。

他にも、子供に人気のアニメキャラクターのショーをやっていたり、小動物とのふれあい場所があったり…と
住宅展示場に人が集まりそうな週末にはよくイベントが行われているようです。

予算的にも注文住宅は厳しなあ、と考えている方も一度行ってみるのをお勧めします。

家を買う、ということへの夢が膨らみます。

新築マンション見学

戸建ての夢が消えたので、次に検討するのはマンションです。

住みたい街が決まっていたので、新築マンションの数も限られていました。

まずマンションギャラリーに足を運び、説明を受けました。

マンションギャラリーには、行きたい、と思った直前に電話を入れたところ対応できるとのことだったのでふらっと足を運ぶ感覚でいきました。

マンションギャラリーには、保育士が在中してくれているキッズスペースがあったので、子連れでも安心でした。
（当時2歳手前だった我が子は泣いてしまい利用できませんでしたが…。）

市内に住んでいた私たちは実際のマンションの内覧できればいいや、という感覚でしたが、
担当者としてはそういう訳にはいかなかったようで、近隣の施設や市内の特徴も詳しく話してくれました。

わかっているから説明はいらない、といっても話し続けていたので、話さなくてはいけない決まりでもあるのかもしれません。

担当の営業マンと性格が合わなかったせいか、新築のマンションを内覧をしても可もなく不可もなく、という印象でした。

担当の営業マン、大事ですね。(このときの営業マンが魅力的だったら購入を検討していたかも…)

マンションギャラリーのモデルルームは、見栄えのする家具が置いてあることが多く、内覧時はかなり期待が高まります。

しかし実際自分で住んで、家具を置いてみると、狭く感じたり、
イメージが違う…ということが多くありそうだな、というのがモデルルームを見た印象でした。
（もちろん住宅展示場でも同じことがいえますが。）

ちなみに、私たちがマンションギャラリーに行ったときにはすでにマンションの施工が終わっていたので
完成した部屋を見ることができましたが、施工前だと床色や壁紙、台所などの設備のオプションを自分で選ぶことができるので、
完成した家を見ることができないのはデメリットですが、メリットも大きいと思います。

新築のマンションもイマイチ…となれば、残る選択肢は中古物件のみになったのです。

即決で中古マンションを選んだわけ

都市開発の進む街だったので、中古のマンションの選択肢も多くはなく、
新築マンションで見たものとほぼ同時期に出来た中古マンションも売りに出されていました。

価格面では正直新築マンションと変わりなかったのですが、日々住宅建設における材料や工事費が上がる中で同じ価格、
ということは以前のマンションの方が住宅の資産としては高いということを担当者から聞きました。

たしかに中古マンションは駅前で高級感もあり、駐車場も平置きであることに対し、
新築マンションは、駅から徒歩数分、駐車場も機械式です。

マンションを建てるに置いて、やはり駅の近くや住みやすい土地などのいい場所から建てていくので、
以前から建っている中古物件の方が条件がいいことは少なくないようです。
(※都市開発や建て替えなどのタイミングもあるので一概には当てはまりません。)

また、新築の物件は、新築というだけで価値があり、購入しただけで2割ほど価値が落ちると言われています。

さらに、中古マンションでは値引き交渉が可能な物件が多く、我が家も100万円ほど値引きしてもらいました。

戸建てではなくマンションは、生涯住み続けるものではなく、数十年で住み替える可能性が高いです。

住み替え、となったとき、売りに出すとしたらより価格が高い方がいいと思いませんか？

将来売りに出す、ということを考えて私たちは資産価値の高い駅近の中古マンションを選びました。

中古マンションに住んでみて

中古、となると1番気になるのは部屋の衛生面ですが、壁、床ともに張り替えされていたのでまさに新築同様。

築5年の物件だったのでリフォームもなし。中古ながら新築を購入したようでワクワクしました。水回りもとてもきれいでした。

これは住んで周りの住人から話を聞いて知ったことですが、新築で購入するともらえる部屋の掃除キットや、
予備の部品などは中古で購入した際には付いてきませんでした。これは先住人にもよるとは思いますが。

また、中古マンションに住んで1年、また引越しを考えている我が家です。

住み替えの際、新築で購入したもの、中古で購入したもの、それだけでは価値は変わりません。

私たちが選んだ物件は駅近ということもあるので重要があり、売値も買値より上がりそうなのでその点とても満足しています。
この話はまた機会があれば。

総合的に中古マンションの購入は個人的にとても満足しています。

新築がいい！と考える方も1度中古を検討する価値は間違いなくあると思います。ぜひ、ご参考まで。